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「I need Spain 在スペイン日本人」第3弾:グラナダ
スペイン倶楽部のYouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」第3弾。大学でスペイン語を専攻し、サラマンカ留学を経て2012年からスペインに本格移住したユイナさんに、街選びの理由や言語の壁、カミノ・デ・サンティアゴでの出会い、コロナ禍の実体験について伺いました。
インタビューはスペイン語で行われています。
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プロフィール:スペイン語専攻から8年目の在住へ
横浜出身、34歳のユイナさんがスペイン語と出会ったのは、必ずしも強い志望動機からではありませんでした。大学入試で希望していた英語専攻に合格できず、中国語かスペイン語かの選択を迫られた末、その響きの良さからスペイン語専攻を選んだといいます。
日本の大学でスペイン語学(フィロロヒア・イスパニカ)を修めたのち、大学4年時の2008年、就職活動を先延ばしにしてサラマンカの語学学校に9か月間留学。帰国後は、スペイン語圏出身者向けのビザ申請や各種書類手続きを担当する仕事に3年半従事しました。そして2012年、本格的にスペインへ移住。マラガでの生活を経て、グラナダに落ち着きました。
なぜグラナダだったのか
出身の横浜自体が大都市であるにもかかわらず、ユイナさんはマドリードやバルセロナのような人口密集都市を好まないといいます。マラガも経験しましたが、山に近く、規模も手頃なグラナダの環境をより気に入っているとのこと。海の魅力も理解しつつ、自然への親しみやすさという点でグラナダに軍配が上がったようです。
サラマンカの標準スペイン語とアンダルシア方言の壁
ユイナさんの経験は、スペイン語の学習環境における地域差の大きさを浮き彫りにしています。
| 地域 | 言語的特徴 | ユイナさんの体感 |
|---|---|---|
| サラマンカ | 標準的なカスティーリャ語 | 学習の基礎固めに適している |
| マラガ・グラナダ(アンダルシア) | アンダルシア方言 | b・c・sなどの子音が省略され、初めは「まるで別の言語」のような衝撃を受けた |
「アンダルシアの言葉が理解できれば、スペイン全体を感じ取れると言っても過言ではない」
この言葉に象徴されるように、閉じた発音が特徴のアンダルシア訛りを聞き取れることは、スペイン語習得の一つの到達点として語られています。
学習の転機:教室からルームシェアへ
サラマンカ留学時代、ユイナさんは強い不安を抱えていたといいます。会話の授業では、ヨーロッパ系やブラジル出身の学生が流暢に話す一方、日本人・韓国人・中国人といったアジア系の学生は、間違いを恐れるあまり口数が少なくなる傾向があったと振り返ります。
学習の本当の転機となったのは、教室ではなくスペイン人とのルームシェアへ引っ越したことでした。日常的にスペイン語でコミュニケーションを取らざるを得ない環境に身を置いたことで、会話力が飛躍的に向上したといいます。
カミノ・デ・サンティアゴという転機
ユイナさんは、スペインに住む日本人にとって欠かせない経験として、カミノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼路)を挙げています。歩いたのはバスク地方から始まる「北の道(カミノ・デル・ノルテ)」で、1か月をかけて踏破しました。
この巡礼の道中で出会ったのが、現在の夫であるスペイン人男性です。まさに人生を変えることになった、忘れられない経験だったと語っています。
グラナダでの文化的な暮らし
グラナダでの社交には、タパス文化が最も役立つツールだとユイナさんは語ります。バルを回りながら少しずつ料理をつまむ習慣は、人と出会い、打ち解けるための自然な入り口になっているようです。
グラナダは世界的なフラメンコの聖地として、多くの日本人を惹きつける街でもあります。ユイナさん自身もセビジャーナスに挑戦した経験はあるものの、自身の関心の中心はダンスそのものではなかったと率直に語っています。
これからスペインを目指す人へのアドバイス
ワーキングホリデーや留学でスペインを目指す日本人に向けて、8年間の経験から次のようなアドバイスを挙げています。
- 目的を明確にする:語学の習得、フラメンコなどの芸術、グルメ、あるいは単に生活体験そのものなのか——目的によって最適な選択は変わります。
- 渡航前の準備:現地に行く前に、日本である程度の日常会話力を身につけておくことが、最初の生活を乗り切る助けになります。
- 交友関係の多様化:日本人コミュニティだけに留まらず、現地の人々との関係を積極的に築くことが語学上達の鍵です。
- 留学先の選び方:クセの少ない「純粋な」カスティーリャ語を基礎から学びたい場合は、バリャドリッドやサラマンカがおすすめだといいます。
現在の状況:観光業とコロナ禍
ユイナさんは夫とともにグラナダで観光関連のプロジェクトに携わっていましたが、外的要因により撤退を余儀なくされたといいます。2018年には夫婦で1年間横浜に滞在したのち、再びスペインへ戻りました。
2020年3月から6月にかけては、グラナダでも厳格な外出制限を経験。当初は強いストレスを感じたものの、ヨガや料理といった活動を通じて精神的な安定を保ったと振り返ります。インタビュー当時、アンダルシア州は県をまたぐ移動が認められる「フェーズ3」の段階にありました。
まとめ
スペイン語専攻という偶然のきっかけから、サラマンカでの基礎固め、アンダルシア方言との格闘、そしてカミノ・デ・サンティアゴでの運命的な出会いへとつながったユイナさんの8年間は、語学習得が人生そのものを大きく変えうることを物語っています。
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出典
よくある質問
ユイナさんはなぜスペイン語を学ぶことになったのですか? ▾
なぜマドリードやバルセロナではなくグラナダに住むのですか? ▾
サラマンカの標準スペイン語とアンダルシア方言はどう違いますか? ▾
スペイン語学習の転機は何でしたか? ▾
カミノ・デ・サンティアゴにはどのような思い出がありますか? ▾
コロナ禍のグラナダでの生活はどのようなものでしたか? ▾
免責事項 本記事は執筆時点で入手できる最善の情報をもとに 作成しています。ただし、料金・営業時間・入場条件・ 法規制などは予告なく変更される場合があります。 重要な判断をされる際は、必ず公式サイトや 関係機関で最新情報をご確認ください。 スペイン倶楽部は記事内容の正確性を保証するものではなく、 本記事の情報を参考にした結果について いかなる法的責任も負いません。
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