本文へスキップ
DELE 2 / 8

セビリア在住日本人インタビュー【I need Spain】

David Recalde ダビッド・レカルデ | | 約10分 | アンダルシア地方
「I need Spain 在スペイン日本人」チズヨさん(セビリア)インタビューのサムネイル
YouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」第2弾。カナダ・オーストリア・ドイツで15年以上暮らしたのち、セビリアへ移住した会計士チズヨさんへのインタビュー。街選びの理由から、アンダルシアの気候の注意点、文化的な違い、コロナ禍の実体験、そして現在取り組むYouTube発信まで、動画とあわせてお届けします。
目次
  1. 1. 「I need Spain 在スペイン日本人」第2弾:セビリア
  2. 2. プロフィール:ドイツ15年からセビリアへ
  3. 3. なぜセビリアだったのか
  4. 4. 気候の注意点:夏の酷暑と、見落とされがちな冬の室内の寒さ
  5. 5. 文化的な違い——日本・ドイツとの比較から
  6. 6. フラメンコ現象——日本人とセビリアの意外な接点
  7. 7. コロナ禍のセビリア
  8. 8. これからスペインを目指す人へのアドバイス
  9. 9. 現在の活動:YouTube「Blogガンモ」
  10. 10. まとめ

「I need Spain 在スペイン日本人」第2弾:セビリア

スペイン倶楽部のYouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」第2弾。カナダ、オーストリア(ウィーン)、ドイツと15年以上の海外生活を経て、セビリアに移住した会計士のチズヨさんに、街選びの理由や現地での暮らし、コロナ禍の実体験について伺いました。

インタビューはスペイン語で行われています。

YouTubeチャンネルを登録しよう!

「I need Spain 在スペイン日本人」など、スペイン倶楽部の動画コンテンツを公式チャンネルでもっと見られます。

チャンネル登録する(@supeinclub)

プロフィール:ドイツ15年からセビリアへ

埼玉県出身のチズヨさんは、日本の大学でスペイン語の基礎文法を学んだのち、カナダ、オーストリア(ウィーン)を経てドイツへ。ドイツでは大学院で修士号を取得し、15年間にわたり生活してきました。スペイン語を実際に話す力は、ドイツでスペイン語話者と交流する中で身につけたといいます。

職業は会計士。現在はセビリアの自宅からドイツの会社の仕事を完全リモートで行っています。この働き方により、スペイン現地での就職の難しさを回避できたと語っています。


なぜセビリアだったのか

セビリア移住の決め手は、セビリア出身でツアーガイドを職業とするパートナーの存在と、以前から抱いていた「スペインに住む」という夢でした。

都市の比較について、バルセロナは国際的な雰囲気を評価しつつも「大きすぎて観光地化しすぎている」と感じ、自分の好みには合わないと語っています。一方、グラナダやコルドバなど、アンダルシア地方の多様性には強い愛着を示しており、セビリアの中では特にスペイン広場(プラザ・デ・エスパーニャ)を必見スポットとして挙げています。


気候の注意点:夏の酷暑と、見落とされがちな冬の室内の寒さ

チズヨさんは、外国人が誤解しがちなセビリアの気候について率直に語っています。夏は「街が焼けるような」厳しい暑さが長く続くとのこと。一方、あまり知られていないのが冬の寒さで、特に「住居の室内」が冷え込む点を指摘し、毛布などを使った心構えと対策を勧めています。


文化的な違い——日本・ドイツとの比較から

観点チズヨさんの観察
街の衛生プラスチックや紙などのゴミを路上に捨てる人が多いことを残念に思っている
集団規律公共の秩序に関する規律が、日本ほど徹底されていないと感じる
社交性コロナ禍のような状況下でも、旅行や飲食のために人と集まろうとする強い傾向がある
ステレオタイプ「セビリア人=陽気でフラメンコ好き」というステレオタイプを否定。パートナーは、フラメンコや絶え間ないお祭り気分とは無縁の、非常に落ち着いた性格だという

フラメンコ現象——日本人とセビリアの意外な接点

チズヨさんは、日本におけるスペインのイメージが「フラメンコとパエリア」にほぼ集約されがちである点に触れつつ、実際にセビリアでフラメンコを学ぶ日本人女性が数多く存在することを指摘しています。この現象は、日本国内でも現地セビリアのコミュニティ内でも、興味の対象になっているといいます。フラメンコの歴史や鑑賞マナーについては「フラメンコ完全ガイド」で詳しく解説しています。


コロナ禍のセビリア

チズヨさんの移住生活は、新型コロナウイルスの感染拡大と重なりました。家族との昼食中に、突然の外出禁止令の発表を知らされた瞬間を振り返っています。

穏やかな性格とリモートワークという環境もあり、日々の生活リズムそのものへの影響は比較的小さかったとのことですが、感染者数・死亡者数のニュースには深い悲しみを感じたと語っています。また、観光業への依存度が高いセビリアの経済が、外国人観光客の回復なしには大きな打撃を受け続けるのではないかという懸念も示しています。


これからスペインを目指す人へのアドバイス

チズヨさんが強調するのは、「日本と比較しすぎないこと」の重要性です。常に日本と比べてしまうと、ネガティブな違いに直面するたびにフラストレーションが募ってしまうといいます。現地の現実をそのまま受け入れる姿勢が、不満を溜めずに暮らすコツだと語っています。

また、スペイン語を学ぶ留学先として、マドリードやバルセロナといった定番都市だけでなく、人柄の温かさを理由にセビリアという選択肢も検討してほしいと、日本人学生に向けてメッセージを送っています。


現在の活動:YouTube「Blogガンモ」

チズヨさんは現在、YouTubeチャンネル「Blogガンモ」を運営しています。日本の映像を紹介するコンテンツに加え、詳しいセビリア観光情報の動画が少ない現状を踏まえたセビリアの観光プロモーション、そして現地での日常生活の記録を通じて、これからアンダルシアでの生活を考える日本人をサポートすることを目指しているといいます。


まとめ

ドイツでの15年間を経てセビリアにたどり着いたチズヨさんの経験は、リモートワークという働き方が海外移住の選択肢を大きく広げること、そして「比較しすぎず、現地をありのまま受け入れる」姿勢が異文化での暮らしを豊かにすることを教えてくれます。

この記事を読んで、スペイン語を学んでみたくなりましたか?

独学の始め方から、教室・オンラインレッスンの選び方まで、スペイン語学習に役立つ情報をまとめています。

スペイン語学習ガイドを見る →

次のステップへ

出典

よくある質問

チズヨさんはなぜセビリアに移住しましたか?
パートナーがセビリア出身のツアーガイドだったことに加え、スペインに住むという以前からの夢を叶えるため移住しました。ドイツには15年間在住していました。
セビリアでどのような仕事をしていますか?
会計士として、ドイツの会社の仕事を自宅から完全リモートで行っています。スペインの現地就職の難しさを、リモートワークという形で乗り越えています。
セビリアの気候で注意すべき点は何ですか?
夏は「街が焼けるような」厳しい暑さが続きます。一方で見落とされがちなのが冬の寒さで、特に住居の「室内」が冷え込むため、毛布などでの対策が必要だと語っています。
スペインと日本の文化的な違いとして何を挙げていますか?
路上にゴミ(プラスチックや紙)を捨てる人が多いことや、公共の秩序に関する集団規律が日本ほど強くない点を挙げています。一方で、コロナ禍でも人と集まって過ごそうとする強い社交性も指摘しています。
コロナ禍のセビリアでの生活はどのようなものでしたか?
家族との昼食中に突然の外出禁止令が発表されたことを振り返っています。リモートワークと穏やかな性格もあり生活への影響は比較的小さかった一方、観光業への依存度が高いセビリア経済への懸念を語っています。
チズヨさんは現在どのような発信活動をしていますか?
YouTubeチャンネル「Blogガンモ」を運営し、日本の映像紹介やセビリアの観光情報の発信、現地での日常生活の記録を行っています。

免責事項 本記事は執筆時点で入手できる最善の情報をもとに 作成しています。ただし、料金・営業時間・入場条件・ 法規制などは予告なく変更される場合があります。 重要な判断をされる際は、必ず公式サイトや 関係機関で最新情報をご確認ください。 スペイン倶楽部は記事内容の正確性を保証するものではなく、 本記事の情報を参考にした結果について いかなる法的責任も負いません。

こちらの記事もおすすめ

同じテーマのおすすめ記事です。

この記事は役に立ちましたか?

ブックマークに追加すると、次回もすぐに見つけられます。LINEでも最新記事をお届けしています。

LINEで最新情報をゲット!

公式LINEを友達追加すると、イベント情報・お役立ちコンテンツをいち早くお届けします。

友達追加する(@spainclub)