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バルセロナ在住日本人インタビュー【I need Spain】

David Recalde ダビッド・レカルデ | | 約10分 | カタルーニャ地方
「I need Spain 在スペイン日本人」ミチコさん(バルセロナ)インタビューのサムネイル
YouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」第1弾。日本で旅行会社に5年間勤めたのち、2018年にバルセロナへ移住したミチコさんへのインタビュー。都市選びの理由から、ボリビア民族舞踊を通じた現地コミュニティとの交流、コロナ禍における観光業界の実情まで、リアルな声を動画とあわせてお届けします。
目次
  1. 1. 「I need Spain 在スペイン日本人」第1弾:バルセロナ
  2. 2. なぜバルセロナだったのか
  3. 3. ボリビア民族舞踊を通じた現地コミュニティとの交流
  4. 4. コロナ禍のバルセロナ——観光業界の最前線から
  5. 5. おすすめの観光地・グルメ
  6. 6. まとめ

「I need Spain 在スペイン日本人」第1弾:バルセロナ

スペイン倶楽部のYouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」。スペインに住む日本人へのインタビューを通じて、移住のきっかけや現地でのリアルな暮らしを伝える企画です。第1弾は、バルセロナ在住のミチコさんに、観光業界での経験や現地コミュニティとの交流、コロナ禍における生活について伺いました。

インタビューはスペイン語で行われています。

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なぜバルセロナだったのか

ミチコさんは日本で旅行会社に5年間勤務した経験を持ち、2018年9月、大学院進学を機にバルセロナへ移住しました。都市選びの決め手は、観光産業の規模、名所の豊富さ、そして山と海の両方に近い立地と穏やかな気候だったといいます。

マドリードは、夏の暑さが東京の蒸し暑さに近いという理由で候補から外れました。また、以前滞在したことのあるレオンでは、初めての海外生活だったこともあり、自国が知られておらず中国と混同されることが多い状況に苦労した経験があったといいます。ミチコさんは、食事の質や乾いた気候、社交イベントやミートアップの多さから、バルセロナは日本人にとって「かなり暮らしやすい街」だと語っています。


ボリビア民族舞踊を通じた現地コミュニティとの交流

ミチコさんのバルセロナでの生活を特徴づけているのが、スペイン移住前から続くボリビア文化とのつながりです。日本での大学卒業前にはボリビアに1か月滞在してカーニバルを体験し、以来6年間ボリビアの民族舞踊を続けてきました。

現在、バルセロナのボリビア民族舞踊グループでアジア人として唯一のメンバーだといいます。同様のグループは市内に40以上存在するとのことで、カタルーニャ州には多くのラテンアメリカ系住民が暮らしており、特にアルゼンチン系コミュニティの人脈の強さや、青果店で働くボリビア系住民の多さが印象的だと語っています。


コロナ禍のバルセロナ——観光業界の最前線から

インタビューが行われた2020年5月は、約70日間の外出制限を経て、バルセロナが「フェーズ1」への移行を控えていた時期でした。

マスクは当初入手が難しく高額でしたが、薬局やスーパーでの入手性は徐々に改善したといいます。一方で、ボガテイビーチ周辺では、マスクをせずに運動をしたり家族で散歩したりする人々の姿も多く見られ、規則と実際の行動との間にギャップを感じたとミチコさんは振り返ります。在バルセロナ日本領事館からは、死亡者数や帰国支援に関する情報が日々発信されていたとのことです。帰国を希望する日本人にとっては、直行便がなくフランクフルトや中東を経由する必要があること、乗り継ぎで12時間以上待つケースがあること、帰国後は2週間の隔離と公共交通機関の利用禁止(自家用車での移動が必要)といった制約があったことも語られています。

観光業界への打撃は深刻で、中国・韓国・日本など、アジア市場を担当する旅行代理店は顧客を完全に失いました。ミチコさん自身もウェブコンテンツ制作やSNS運用へと業務内容を転換したといいます。大手旅行会社に勤める同僚の中には、キャンセルメールの対応に追われた末にERTE(一時解雇制度)の対象となったケースもあったとのことです。


おすすめの観光地・グルメ

観光のプロフェッショナルとしての視点から、ミチコさんはいくつかのおすすめを紹介しています。

  • サグラダ・ファミリア:最も外せない定番スポット。常に工事が進み変化し続けている点に加え、30年以上にわたり建設に携わってきた日本人彫刻家の存在にも触れています。
  • 多国籍なグルメシーン:ペルー料理やベネズエラのアレパ、質の高い日本食など、バルセロナの食の国際性の豊かさを紹介。パンを注文すると「普通のパンか、トマトを塗ったパンか」を聞かれるのがバルセロナらしい習慣だといいます。
  • パエリア:観光地価格で質の低い店も多い中、カタルーニャ広場やランブラス通り周辺には、1皿12ユーロ程度から本格的な味を楽しめる店もあるとのことです。

まとめ

2020年5月末時点、ミチコさんは観光業界の厳しい経済状況を認識しつつも、6月からの美術館・観光施設の段階的再開や、10人未満の少人数での集まりが認められ始めたことに、慎重ながら前向きな見通しを語っていました。日本の家族のニュースを気にかけながらも、多くの在バルセロナ日本人と同様、ミチコさんもスペインに残り、新しい生活様式に適応する道を選んでいます。

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出典

よくある質問

ミチコさんはなぜバルセロナに移住しましたか?
日本の旅行会社で5年間勤務した経験から、観光産業が盛んで気候も良いバルセロナを選びました。2018年9月、大学院進学を機に移住しています。
マドリードやレオンは検討しなかったのですか?
マドリードは夏の暑さが東京の蒸し暑さに近いことから、レオンは初めての海外生活で自国の認知度の低さ(中国と混同されやすいこと)に苦労した経験から、それぞれ選択肢から外れたと語っています。
バルセロナでどのような現地コミュニティに参加していますか?
来西前から6年間続けているボリビア民族舞踊のグループに、アジア人として唯一参加しています。バルセロナには同様のグループが40以上存在するといいます。
コロナ禍のバルセロナでの生活はどのようなものでしたか?
約70日間の外出制限を経て、2020年5月時点で「フェーズ1」への移行を控えていた時期の様子を語っています。マスクの入手は徐々に改善した一方、公園やビーチでマスクなしで運動する人も多く見られたといいます。
観光業界はコロナ禍でどのような影響を受けましたか?
中国・韓国・日本など、アジア市場を担当する部門は顧客が完全に消失。ミチコさん自身もウェブコンテンツやSNS運用へ業務内容を転換したと語っています。同僚の中にはERTE(一時解雇制度)の対象になったケースもあったといいます。

免責事項 本記事は執筆時点で入手できる最善の情報をもとに 作成しています。ただし、料金・営業時間・入場条件・ 法規制などは予告なく変更される場合があります。 重要な判断をされる際は、必ず公式サイトや 関係機関で最新情報をご確認ください。 スペイン倶楽部は記事内容の正確性を保証するものではなく、 本記事の情報を参考にした結果について いかなる法的責任も負いません。

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