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「I need Spain 在スペイン日本人」第8弾:カディス
スペイン倶楽部のYouTubeシリーズ「I need Spain 在スペイン日本人」第8弾。DAZN Japanでの経験を経て、ラ・リーガのカディスCFで広報担当として働いた金子ゆうさんに、サッカー業界でのキャリアの築き方、語学習得のコツ、アンダルシアでの暮らしについて伺いました。
インタビューはスペイン語で行われています。
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プロフィール:カナダ留学からカディスCFへ
金子ゆうさんとスペイン語との出会いは、東京の大学でサッカーへの関心とスペインへの憧れから始まりました。15歳からの3年間を過ごしたカナダ留学中、ベヘル・デ・ラ・フロンテーラ(カディス県)への交換留学でスペインと初めて接点を持ったことが、この地域への感情的なつながりの原点になったといいます。
大学4年時にはマラガの語学学校に留学し、社会的な交流を通じて実践的な語学力を身につけました。2017年からはスポーツ配信プラットフォームDAZN Japanに勤務。野球・ボクシング・バレーボール・F1など複数競技を扱う中、戦略的な重要性と自身の情熱から、Jリーグ関連のコンテンツ制作を担当しました。横浜F・マリノスのサポーターでもあるといいます。
スペインサッカーへの転身:カディスCF
金子さんとカディスCFとのつながりは、中規模クラブによる国際化戦略の成功事例といえます。
国際化戦略という背景
レアル・マドリードやFCバルセロナといった巨大クラブと競合する中、カディスCFはファン層を多様化するため、SNSにおける国際アカウント戦略を導入。金子さんは、クラブと日本のファンをつなぐ重要な役割を担うことになりました。
就職とネットワーキング
- 戦略的なつながり:DAZN Japan時代の人脈を通じて、カディスの日本語アカウントの運営担当者と知り合ったことが、最初の接点になったといいます。
- クラブでの役割:カディスに移住し、クラブの広報部門でニュース執筆、コンテンツ制作、記者会見の運営を担当しました。
- 企業文化への適応:職場は99%がスペイン人で構成されており、唯一の外国人としての言語的・職業的な適応が求められましたが、チームの受け入れによって乗り越えたと振り返っています。
文化比較:アンダルシア・カタルーニャ・オランダ
複数の地域での生活経験から、金子さんは文化や生活コストの違いについて明確な視点を語っています。
| 観点 | アンダルシア(マラガ/カディス) | カタルーニャ(レリダ) | オランダ |
|---|---|---|---|
| 社交性 | 非常に高く、道端でも友人ができる | やや閉鎖的で、カタルーニャ語の壁も加わる | 礼儀正しいが距離感があり、友人を作りにくい |
| 言語 | 必要性と人々の協力的な姿勢により早く習得できる | カスティーリャ語とカタルーニャ語の二重構造が課題 | 英語が広く通じるため、オランダ語学習が進みにくい |
| 気候 | 晴天で心地よい | — | 雨が多く曇りがちな日が多い |
| 物価 | 手頃(ビール・タパスが1〜2ユーロ程度) | — | 高い(ハンバーガー15〜20ユーロ、ビール5〜6ユーロ) |
現在の活動:AK Football Partners
現在、家庭の事情でオランダを拠点としながらも、金子さんは世界的なサッカービジネスの最前線での活動を続けています。
- 所属先:シンガポールに拠点を置く投資ファンド「AK Football Partners」。
- 事業モデル:シティ・フットボール・グループに類似した、複数クラブ保有モデルの構築を目指しています。
- 提携クラブ:ベルギー・イングランド・スペイン(セグンダRFEFに昇格したばかりのフベントゥ・デ・トレモリノス)などにクラブを保有・提携しています。
- 担当業務:各クラブの現地広報チームと連携しながら、グローバルなコミュニケーション戦略を統括しています。
サッカー業界で働きたい人へのアドバイス
日本人(および外国人全般)がヨーロッパのサッカー業界で働くために、金子さんは3つの柱を挙げています。
- 現地語の習得:他の欧州諸国では英語で対応できる場合もありますが、スペインではスペイン語を話せることが職業的な統合に不可欠だといいます。
- ネットワーキング(人脈づくり):スポーツ業界では求人が公には出にくく、個人的なつながりや文化的な交流が主要な入口になります。
- 専門教育の活用:ラ・リーガの講座、レアル・マドリードのプログラム、SBIバルセロナ(本人はオンライン講座を受講)など、スポーツビジネスに特化した教育機関の活用を勧めています。
語学と人生についての印象的な言葉
インタビューの中で、金子さんは日本とスペインの文化的な違いについて印象的な言葉を残しています。
「日本では完璧であることを教えられますが、スペインでは間違いを恐れず話し、意見を言うことを人々が喜んでくれます」
「スペインの人々は、人生を思い切り楽しむことを教えてくれました。日本では多くのことで苦しむこともありますが、楽しむことも大切です」
また、サッカーを社会的なツールとして捉え、「サッカーが好きでスタジアムに行けば、いつでも友人ができる」とも語っています。
まとめ
DAZN Japanでの経験から、カディスCFでの広報担当、そして世界規模のサッカー投資ファンドでのグローバル広報へ。金子ゆうさんのキャリアは、語学力・ネットワーキング・専門知識という3つの柱が、日本とヨーロッパのサッカー界をつなぐ架け橋となることを示しています。
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出典
よくある質問
金子ゆうさんはどのようにスペイン語と出会いましたか? ▾
DAZN Japanではどのような仕事をしていましたか? ▾
カディスCFではどのような役割を担っていましたか? ▾
サッカー業界で働くために重要なことは何ですか? ▾
現在はどのような仕事をしていますか? ▾
アンダルシアと他地域の暮らしにはどのような違いがありますか? ▾
免責事項 本記事は執筆時点で入手できる最善の情報をもとに 作成しています。ただし、料金・営業時間・入場条件・ 法規制などは予告なく変更される場合があります。 重要な判断をされる際は、必ず公式サイトや 関係機関で最新情報をご確認ください。 スペイン倶楽部は記事内容の正確性を保証するものではなく、 本記事の情報を参考にした結果について いかなる法的責任も負いません。
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